画面フローレポートでOffice File Creatorの直近31日の使用状況・出力ファイル数を確認する

本記事では、画面フローレポートで直近31日のフローの使用状況を確認する方法をご紹介します。Office File Creatorは画面フローで使用することが可能です。画面フローでOffice File Creatorを呼び出すことにより、Office File Creatorの使用状況や出力ファイル数をレポートで確認することができます。

 

作成するレポートイメージ

フロー別、日別に出力ファイル数が表示されます。レコード件数=出力ファイル数です。最大過去31日分表示されます。

 

画面下部の「詳細行」を表示オンで、フローの実行ユーザ名、実行時間が表示されます。

 

概要

画面フローレポートの作成

レポートタイプ「画面フロー」を使用して、OFC使用状況集計レポート作成します。

※画面フローレポートでのOFCの使用状況の確認は、画面フロー経由でOFCを使用する必要があります。画面フローでOFCを呼び出す手順は以下の記事を参考にしてください。

Salesforceのフローで帳票出力と商談を更新する – Office File Creator応用編 –

Salesforceのリストビューからフローで帳票作成+商談更新を一括実行する – Office File Creator応用編 –

 

考慮事項

レポートで確認できる画面フローログは、最大過去31日分です。詳細は、以下を参照してください。

Salesforceヘルプ 画面フローの利用状況の分析

 

レポート作成

レポートタブより、「新規レポート」ボタンをクリックします。

 

カテゴリに「すべて」を選択し、レポートタイプに「Screen」と入力し、「Screen Flows」をクリックします。「Screen Flows」が表示されない場合、「画面フロー」をクリックします。

 

※「Screen Flows」、「画面フロー」のレポートタイプが組織に存在しない場合、設定 > レポートタイプより、カスタムレポートタイプを作成してください。

A: フローインタビューログ

B: フローインタビューログエントリ

 

「レポートを開始」ボタンをクリックします。

 

「検索条件」タブを選択し、条件を指定します。

表示: すべてのフローインタビューログ

作成日: 常時

ロングエントリタイプ: [次へ]がクリックされました

※作成日は、"常時"としても、最大過去31日分のみ表示されます。

 

続いて、要素のAPI参照名の条件を指定します。要素のAPI参照名は、officeFileCreatorForFlowコンポーネントを配置している画面フローのAPI参照名を指定します。

要素のAPI参照名の確認方法

officeFileCreatorForFlowコンポーネントを配置している画面フローを開き、画面のプロパティのAPI参照名を確認します。

 

要素のAPI参照名のほか、フローのAPI参照名など抽出する任意の条件を設定してください。ここでは複数の画面フローの一部を表示するので、以下を設定します。

要素のAPI参照名: OutputFile、またはOFCScreen

フローのAPI参照名: Outputを含む

 

OR条件を設定する場合、「検索条件ロジックを追加」より、検索条件ロジックを設定します。

 

「アウトライン」タブを選択し、グループと列を設定します。

行をグループ化

フローのAPI参照名

インタビュー開始タイムスタンプ

 

作成者: 氏名

ロングエントリタイプスタンプ

 

画面下部の「詳細行」、「小計」を表示オフにします。

 

「保存」ボタンをクリックします。

 

任意の名前で保存します。ここでは以下で保存します。

レポート名: OFC使用状況集計(直近31)

レポートの一意の名前: OFCUsageSummary_last31days

 

レポートを実行します。フロー別、日別にレコード件数が表示されます。レコード件数=出力ファイル数です。

 

画面下部の「詳細行」を表示オンで、実行ユーザ名、実行時間が表示されます。

 

リストビューより一括出力する画面フローの場合、「行をグループ化」に「フローインタビューログID」を追加すると、1回の実行時の出力ファイル数を確認することができます。

 

例えば、MassOutputFileScreenFlowの一括出力フローでは、1回の実行時に5ファイル、10ファイル、3ファイル出力していることが確認できます。

 

 

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